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☆へっぽこノベリストの部屋☆

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第五章 罠

・・・・てめぇばかだなぁ


・・・・・・・俺を助けなければよかったのに



・・・・・・・・・・そうすればもっといきていられたかも知れないのに



四つ葉のくろーばー 第五章 罠


「え・・・・?」


雫はじぃっと桃色のユンクを見た。
「/transform ・・・」

それは、

まつのき。


「えっ・・・」


雫は戸惑った顔を見せると、すっとまつのきから遠のいた。


「お前・・・」
まつのきは困った顔になる。
「いいやつだな。」
にやっとわらうと、手を振るまつのき。

「おーい!こっちだぁ!」





「くっ・・・」




雫は、
まつのきの首に手を掛け、
どこからともなくナイフを取り出す。

















「ごめんな・・・」


























































幽は、意識の奥底で、
あがいていた、あがいていた、あがいていた。









「ぐっ・・・うわぁぁああぁぁぁぁあぁぁ」
雫が頭を抱えて座り込み、目を閉じる。

「もう、この体には、いられないのかなぁ・・・」
雫はつぶやき、幽の体から抜け出した。
























真っ黒な、ピグミー。それが、雫。


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